2004年7月20日(火)

ヘルシンキ市内観光


午前中は市内バス観光。日本語のテープで案内を聞きながら、市内の名所を観て回る。大聖堂、大統領官邸、市庁舎、国会議事堂、フィンランディアホール、シベリウス公園、テンペリアウキオ教会などをバスの中から観るのだが、シベリウス公園とテンペリアウキオ教会はバスから降りて見学することができた。途中、大使館が立ち並ぶ区域や、海を見渡せる高級住宅街も通り、ため息が出た・・・。

フィンランド建築の最高傑作と言われるテンペリアウキオ教会。
これが教会だとは思えないような入口。
 
教会内部は圧巻。ガラス窓からの光線が荒い岩肌を柔らかく照らす。
 
フィンランドの大作曲家シベリウスを記念して作られた、その名もシベリウス公園。
 
公園内は緑がいっぱい。
シベリウスの銅像。ちょっとコワイ?!


昼食

市内観光が終わってからは、その足で昼食へ。本で紹介されていた店に行ってみるも、これもまた工事中で、8月2日に再オープンとのこと。ガックリどころの話ではない。コペンハーゲンから数えて、一体何軒目だ!!仕方なしに、近くのカフェで済ます。ここも地元の人達に人気らしく、観光客は滅多に来ないのか、盛んに地元人達に見つめられた。(見つめられたのは、僕の美貌ゆえ?!?!)


ヌークシオ国立公園

午後は、ヘルシンキ郊外にあるヌークシオ国立公園でのハイキング・ツアーに参加。フィンランドといえば、やはり“森と湖”である。これを見なきゃ、フィンランドは語れない。真夏と言えども、涼しい北欧である。虫なんていない、と思ったら大間違いで、森の中は蚊の山だった。ガイドさんが虫よけスプレーを持ってきていて、かなり重宝した。フィンランドの湖はなんとも言えない。静けさと美しさ。そこからメロディーが生まれてきそうである。様々な想像力を掻き立てられた。

森の中。
 
 
静寂に包まれて。
 
これは北極圏に住むサーメ人の家。ヘルシンキに再現。 湖をバックに、しあわせなひととき。


サウナ

日本でも馴染みのサウナ。これは元々、フィンランドが発祥の地であり、もちろん“サウナ”という言葉もフィンランド語である。フィンランド人にとってサウナは、日常生活に切っても切り離せないもののひとつである。よって、ほとんどのホテルにサウナがある。初めて北欧を訪れた時にサウナの魅力にはまり、今回もホテルのサウナに入った。とっても清潔な木の温もりの中、じわじわと汗が出て、シャワーを浴びた後の爽快感は何とも言えない気持ちの良さだ。

この日の夕食はホテルのレストランにて。フランス料理風だった。地元の人達も来ていた。人気の店なのだろう。


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