沖縄本島・北部を巡る


2010年3月6日(土) A
<あぐー豚>
ダイビングを2本終えたら既にお昼過ぎ。結構クタクタ。ほんでもって当然の如く空腹。車を走らせて、沖縄名物“あぐー豚”のステーキを食べられる店に気まぐれに入った。クーポンなど持っていなかったのだが、たまたま我々が持っていた2年前の「るるぶ沖縄」を見つけた店員が、「“るるぶ”をお持ちの方は、割引がききます」と言ってくれた。でも2年前の「るるぶ」だよ?この店は載っていなかった。最新の「るるぶ」には載っているらしく「当店は“るるぶ”と契約しているので、お客様がお持ちの“るるぶ”には(古くて)載ってませんでしたが、割引させて頂きます」と、なんと10%も割引きしてくれた!ご親切に!!でもって、肝心のあぐー豚はすっごく美味しくて、ランチなのに贅沢に2,700円も遣った甲斐があった。デザートも美味だった。窓からの景色もいいし、この店で正解!・・・でも肝心の店の名前は忘れてしまった・・・。


<世界遺産・今帰仁城跡>
沖縄には「城跡」がたくさんあり、10年前に友人と2人で6泊7日の沖縄旅行をした際、全部制覇したのではないかと思うくらい、城跡は沢山見た。その中で、一番ガッカリしたのは首里城だったが。今帰仁城跡(なきんじょうあと)は首里城に次ぐ2番目の広さを誇る。波打つようなカーブを描く城壁が万里の長城にも例えられるほどだそうだ。果たして、僕がここに10年前にも来たのかどうか、さっぱり思い出せなかった。でも、大学時代に留学していたフランスのブザンソンにある城塞にどことなく似ている、と思ったことがあるので、もしかしたら10年前も来ているのかも知れない。人の記憶って・・・何なのでしょう?

遠くに見える海の、青さの違い(コントラスト)に注目!

<最北端を目指してドライブ>
沖縄最北端・辺戸岬を目指して、我々は車を進めて行った。ダイビング・ショップのインストラクターに、辺戸岬に行くなら、ちょっと道はそれるけど「古宇利大橋」からの景色が最高に綺麗だからぜひ行くべき、と勧められて、素直に行ってみた。夕方近くになり少し曇り始めていたので、残念ながら、真っ青な海の美景色には出合えず・・・。


せっかくなので、橋を渡り、古宇利島へ行き島を一周した。

島一周はすぐに終わり、再び最北端・辺戸岬を目指す。さすがに遠い。到着予定時刻は6時半過ぎ。恩納村から2時間半もかかるのだ。
海沿いのドライブ。夕陽が海に沈んでゆくところを、車の窓から“夕焼けモード”で撮影。

<ついに到着!辺戸岬>
僕は10年前にも一度訪れている。高所恐怖症の人にはオススメしない場所である。この辺戸岬(へどみさき)は、沖縄最北端であり、本州に一番近いところである。ここで、沖縄がアメリカ統治下であった頃、本土復帰を願う運動が行われていた。なんだか切ない。当時の人々の思いが沢山詰まっているようだ。そして昭和47年の沖縄返還時に建立された「日本祖国復帰闘争碑」がある。本当に沖縄は、様々な歴史を背負っている・・・。


<2日目の夜>
那覇に戻ったのは、9時半過ぎ。朝からダイビング2本して、それだけでもグッタリなのに、マックスはそれからずーっと運転してくれている。運転していない僕も結構グッタリきているのに、マックスはその何倍も体力を消耗しているはずだ。ホント、お疲れ様。僕、10年前に沖縄で運転して以来、全く運転していない堂々たるペーパードライバー10年選手!申し訳ないことでございます・・・。那覇に戻る途中、沖縄のハンバーガーショップ「A&W」に立ち寄れればそこで夕飯を済ませようと言っていたのだが、うまい具合に見つけられず、ホテル近くの居酒屋に入った。ここが!非常に沖縄沖縄しており、店のおじちゃんもすこぶる愛想が良く、ひとつ注文をとる度に「○○ね、ハイ」と、物凄い笑顔を返してくれる。一品、忘れられていたけれど、そんなもん、全く気になりません。やはり、笑顔なんですね・・・人は。僕も気をつけねば!この店、味もよく、大満足!またしても、店の名前は覚えておらず・・・。2泊3日の2日目の夜というのは切ない。もう明日には帰らなくてはならんのだ。・・・でもそんな切なさに浸っている余裕はなく、グッタリの2日目夜は、早めに終了。


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Part 1 沖縄本島・南部を巡る
Part 2 魅惑のダイビング
Part 3 沖縄本島・北部を巡る
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