鬼怒川温泉
2004.1.17-18

2日目


朝6時半に起きた(起こして頂いた)。昨夜寝たのが2時過ぎなので、勿論寝不足である。まだ入っていない露天風呂が幾つかあったのだ。非常に寒い朝の空気の中、温泉は熱い。そして僕は、幾つも入っているうちに飽きて、先に部屋に戻った。

8時に朝食。こちらもバンキングだ。予想通り、あれもこれも沢山取り、僕はなんとご飯3杯を平らげる。珍しく、起きてすぐに空腹を感じていたので、もう大・大・大満足である。

1月18日 朝食
左:パン5個も!・・・足りるかなぁ?!。 右:お腹一杯・・・。
左:ご飯3杯。 右:お腹一杯・・・。


朝食の後、10時のチェックアウトまで少し時間があったので、僕は横になりウトウトし始めた。既にもう一人は寝ていたのだが、タダでは黙って寝かせてくれないのがこのメンバーである。寝ている間、写真を撮られてしまった。うかうか寝てもいられん。

ホテルのロビー
高橋功を探せ!
チェックアウト後の記念撮影。


10時にチェックアウトし、ロビーでのんびりしてから町を散策。しかし、大して見所もないこの町を歩いても、行き着くところがない。店は閉まっているし、道路は誰も歩いていない。大丈夫か、鬼怒川。このままでいいのか、鬼怒川。繁盛しているのか、鬼怒川。昼食は湯葉料理を食べることになっており、13時で予約を入れておいたのであるが、行くところがないので、早々と12時で「ゆば御膳」へと向かった。満席になることを想定し、予約の電話を入れておいたのであるが、実際行ってみると席には充分の余裕があった(後からお客さんは来たが)。ここでも余興を楽しむ(愉快な写真撮影)。湯葉料理は結構美味しかった。

橋の上
通りかかったおば様に撮影依頼。「もっと撮る?違う角度からも撮る?」
銅像を抱きしめて。

大人っぽい二人。
おバカな二人。

湯葉料理レストラン「ゆば御膳」
旅番組・ふたたび・・・?
いただきま〜す!

余興F 「アイドルと花」


昼食後、この町に残っていても仕方がないので、東京に戻ることにした。浅草着なので、折角だから浅草観光することにする。13時40分の電車に乗るために、またテクテク、駅へと歩いたのだが、やはり人は誰も歩いていない。一体、人々は何処に居るんだろう、という疑問が自然に沸いてくる。

答えは簡単だった。駅にわんさかいた。

そして今回も、席取り合戦に負けぬよう、勢い良く電車に乗り込んだのだが、席は充分空いていた。道中、ウトウトし始めると、すぐに突付かれる(実際僕も同じことをしているので、寝ることはとうてい出来ないのであった)。トランプやろうか、ということになり、なんとババヌキを始めた。これがまた、大興奮の連続で、眠気もすっかり吹き飛んだ。今日も80年代の歌を披露しながら、あっという間に浅草に着いた。

帰りの電車
大人っぽい二人。
おバカな二人。


浅草は人でごった返していた。さっきまでいた鬼怒川の無人ぶりとは大きな違いである。雷門と浅草寺を一通り観てから、17時で夕食。なんだか今日は、食べてばかりいる気がする。さすがに今回は、皆黙り込んでしまう瞬間が何度かあった。ドッと疲れが押し寄せる。明日からはまた現実だ・・・。鬼怒川温泉に旅行してたなんて、遠い過去のように思えてくる不思議さ・・・。楽しい時間は、早く過ぎてしまう。ならば、今度の旅行には、気の合わない人を誘ってみよう、そうすれば時間が早く過ぎることはない・・・なんつーとんでもない提案をしてみたら、当然の如く即刻却下された。そう、頭の回転が鈍くなっているのである。

夕方、浅草着
せっかくなので、雷門と浅草寺へ。

反省会(もどき) 浅草の居酒屋にて
いかにも仲良さそうにポーズ・Part2。(わざとらしく…)
もう旅も終わり・・・旅の恥はかき捨てです。


なんだかんだ言いつつも、とっても楽しい旅行となった。何にもない鬼怒川温泉だったけど、ないならないなりに、案外楽しもうと思えば楽しめるものである。しかも、こういう旅行も後々になっていみると、いい思い出、笑い話に変わる。今回も青春の1ページ、老後の楽しみがひとつ増え、嬉しい限りだ。旅行の後の社会復帰はなかなか大変であるが、次の旅行の為に、あくせく馬車馬のように働かねば!


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