ハワイ日記☆3日目
〜これがあるから許せる!篇〜

2003.10.27


<海の神秘!海中散歩>



ホテルの部屋からの眺めはオーシャン・ビュー。


朝7時に、もちろん日本食レストラン「花鳥」にて朝食。どこのどの料理よりも、この朝食が一番美味しいんではないかと、気づき始めた頃・・・。今日もまたご飯をお替わりし、パンパンに膨れ上がったこの腹をペンペン叩きながら、ホテルロビーへ。今日は僕が一番楽しみにしていた「シーウォーク」の日なのです!!!これは何かと言いますと、水深3〜5メートルのところで、酸素が入ってくるヘルメットをかぶり、海底を歩きながら魚に餌付けをしたり、魚と戯れたりできるというもの。ダイビングに挑戦しようかと思ったのですが、このシーウォークは子供でも気軽に参加できるし、事情が事情、ということで今回はシーウォークを予約していたのです。海の中を散歩できるなんて、一体どんなことになるのやら?!と、僕の中ではこの旅行のハイライトなのでした。

まず、ワイキキからカネオヘ湾まで車で40分くらいかけて行き、そこから船に乗ってシーウォークのポイントまで移動。しっかし参加者は日本人の若いカップルばっか。「ケッ!」と横目で見つつも、僕の意識は少しばかり唯一のアメリカ人参加者である夫婦に。30代後半くらいといったところでしょうか。会話を盗み聞きしていたら、アイオワ州からやってきた様子。なぜこの夫婦が気になったかというと、僕が高校時代にジョージア州で1年間お世話になったホームステイ先のホストマザーにそっくりだったからです。当時、ホストマザーは29歳だったので、今ごろはきっとこの人みたいになってるんだろうなぁ・・・と思っていたわけです。まさか親戚?なんてふと思い、話し掛けようかとも思ったのですが、「知り合いに似てるんですよぉ」と話したところで、相手もさぞや困るだろうと思い、やめときました。

船での移動途中、本当に美しく綺麗に透き通り、底が見える場所があったりで、感動!今日も幸運なことに天気がとても良く、インストラクターも「今日は皆さんラッキーですよ。水がすごく透き通ってます」と言っていたほど。餌で魚を寄せ付けるのは、いいの〜?と思ってしまいましたが、何はともあれ、水中散歩です!インストラクターの指示に従って、6人一組で水に入ります。酸素が送り込まれるヘルメットはなんと30kgもある重いシロモノで、それをかぶるわけですが、水の中に入るとなんのことはない、重みは感じられなくなるわけです。しかも、水が入ってこないので、顔や頭が濡れることもなく、化粧や、メガネ・コンタクトレンズもOK。転んでも3秒で水が抜ける、という安全なマリンスポーツなのです。

さて、水の中に入ると、周りは一面青く神秘の世界。まずは二人一組になって、泳ぐ魚と記念撮影。その後、魚に餌付け。ドッグフードみたいな茶色の餌を持っていると魚は寄ってくるのですが、どうも魚の口で突付かれるその感触が苦手で、すぐに手を放してしまうアホな僕。そんなこんなを繰り返しながら、6人で散歩し、15分程度で上がりました。短いッ!もっともっと水の中に居たかったなァ。今回はこのシーウォークのみの参加でしたが、他にもバナナボートやジェットスキーなどのマリンスポーツも体験できるコースもあり、僕と母はそちらもやってみたかったと話していました。ちなみに、ダイビングも!やはり、ハワイに来たらマリンスポーツですよね!!ちょっと目覚めちゃったりして。


<やはり美味しくない、ハワイの料理・・・>

あっけなく終わってしまったマリンスポーツの後は、ワイキキに戻り、ホテルの近くで昼食。カフェバーみたいなところの外で、僕はハワイオリジナルのソバを注文。沖縄のソーキそばみたいな感じですが、はっきり言ってマズイ。父はパスタでまたもや大失敗、伯母はサンドイッチ、母は今回も安全策でフライドポテトを。


<世界に名を馳せるワイキキ・ビーチ>

昼食後は4時半まで時間が空いていたので、急遽ワイキキ・ビーチで泳いでみようということに。シェラトン・ワイキキ近くのビーチに行きました。当初の予定では、ワイキキ・ビーチは外していたのですが、やはりこのダイヤモンド・ヘッドやホテルがズラリと並ぶ眺めは、意外といいもんです。水の中は岩だらけで、魚も泳いでおらず、大して面白くはない感じ。まあ皆さん、日光浴とこの眺めを目的としているのでしょうか。水の中よりも、陸の上の方が遥かに人が多い。

 
    ワイキキ・ビーチから眺めるホテルの連なりとダイヤモンド・ヘッド               海側からの眺め 


<味なディナークルーズ>

40分程ワイキキ・ビーチで泳いだ後、急いでホテルへと戻り、シャワーを浴び、ディナークルーズへ出発!!

 
          船の中の窓から見えたアロハ・タワー                        ホノルル・サンセット


これもいかにも「観光産業物」って感じですけど、まあ1回くらいはね。4時半にホテルにお迎えがやって来て、そこからダウンタウンまで行き、ホノルル港から豪華客船に乗りました。ちょうど5時過ぎなので、船に乗っていると、段々夕日が沈み・・・美しいサンセット・ディナークルーズになるわけです・・・!! が、しかし、大して美しい夕暮れでもなかったのがちょっと残念。

  
                ホノルルの一面                              高橋家一押しのダンサー


肝心の「ディナー」とやらは、これがまた素晴らしい!!!どうやったらこんなにも、固くて切れないほどのステーキになるんでしょうか!付け合せのサラダも素晴らしいこと。味付けが・・・あらあら、素晴らしい。ワインも、甘すぎて素晴らしい味!ああ素晴らしい。これがディナーというのか・・・。救いは、カニの足の食べ放題。これはさほど味付けが必要ないですからね。・・・ま、ディナークルーズの「料理」には何の期待もしちゃいませんでしたけど、まさかここまで素晴らしいものだとは・・・皮肉にもなりません。でもって、食事の間中は、段々陰り行くホノルルの街並みを眺めつつ、歌と踊り(フラダンス)のショーが華々しく開かれ、雰囲気は正に「ディナークルーズ」。最後には、ダンスホール(ディスコ?)の如く、熱いダンスパーテーに。もちろん、僕はデッキにいましたけどね。

 
        実はダイヤモンド・ヘッドをバックに撮影                      ダウンタウンの夜景


<ロマンテック・・・タンタラスの丘>

あわや豪華なディナークルーズも終わり、夜8時半。そのままツアーバスにて、夜景が美しいタンタラスの丘へ。なるほど、見事な夜景!ほとんど全部が同じ電気を使ってるようです。本当にきらびやかで、丘の上から眺めるホノルルの夜景は、まさに南国リゾート地の夜という感じで、昼間の顔とは全く違う印象を受けました。



夜景の写真を撮るには、カメラを夜景モードにして三脚を使わないと手ブレでうまくとれないわけですが、父がカメラを岩(?)の上に置いたままシャッターを押していたので、僕も真似てやってみたところ、大正解!とっても綺麗に撮れました。そして、皆で記念撮影し終わったところに、突然の大雨!なんという偶然!!まるで、撮影が終わるのを待っていたかのように振り出したのです。いそいそとバスに乗り込み、ホテルに戻りました。ワイキキに雨は降っていなかったようです。

    
上の1枚はフラッシュなしでの撮影、下3枚は夜景モードでの撮影。
いずれにしても、美しさは言葉に出来ません・・・。


<3日目の滞在を終えての反省会より>

ホテルの部屋に戻ってからは、毎晩恒例、デジカメチェック。コードを持ってきていたので、テレビに繋げて、今日の行動を振り返る反省会(?)。やはり、何だかんだ言っても、海は美しい!食べ物はマズくとも、特に見るものがなくとも、街並みにうっとりしなくとも、どこに行っても禁煙でイライラしても、潜水艦は高くて大したことなくても、海が美しいから許しちゃう!みたいな感じになるんですね。すべてをカバーしてくれます。

しかし・・・またもや、おじいちゃん・おばあちゃんは一日ハワイで何するんだろう、という疑問が沸く4人なのでありました。


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