蒼い月
作詞・作曲 高橋 功

永遠に手に出来ない愛なら
矛盾した言葉がいい 聞かせて
たとえ二度と会えなくても
過ぎた日に決して悔やまぬように

何も言わずに 手を離した
夢にまで見た 愛の暮らしだけど
本当のことなど 知らなくていい

会いたくて 駆け出した
あの夜に戻れるのなら
側に居ることだけが
愛ではないと 分かっていても
この気持ちだけは 伝えることだろう

激しく燃えた季節は去き
氷の海に浮かぶ 風になる
時は無残に過ぎて行くだけ
夜の悲しみは 海より深い

寂しさを埋めるぬくもりは
人に孤独を与え そして気づく
出会うことほど 寂しいことはない

時を止め 手を伸ばし
引き止めることが出来るなら
この胸に 強く抱いて
離しはしない 息絶えるほど
離しはしない……
傷は癒えても 消えることもなく
このままで ずっと……