SET LIST
1. 漂流
2. Fantasma
  -MC-
3. 海へ…
4. Blue Touch
5. みつめて
  -MC-
6. 氷の海
7. 幸せの陽射し

ボーカル:高橋功/ピアノ:荒武裕一朗/ギター:高瀬賢二/ベース:池田暢夫/ドラム:横山佑介

2ヶ月振りとなるライヴは、久々の休日昼公演。今回は、前半がアップテンポの曲、後半をしっとりとした曲という構成。

まず1曲目は、前回新曲として発表した「漂流」。ピアノとのデュオで始まり、1番のBメロから他の楽器が入ってくる。殺伐とした、激しい感じの歌。そして続く「Fantasma」、こちらはもうライヴではおなじみだが、一部コードを変えた。どこがどう変わったのかは、この曲をよく知っていて、聴き込んでいる人でないと分からないくらい、ごく一部の変更なのだが、僕としては何だか妙にしっくりとくるコードとなった。何度も歌っている歌だが、とっても新鮮に歌えた。でもって、気持ちいい。

 

雨が多かった最近であるが、僕は何を隠そう晴れ男。ライヴのある日は大抵晴れる(この日も晴れ)。旅行の際も、大抵は晴れる。けれど、2年前の沖縄は珍しく雨。雨風の中、中止になっていたグラスボートを急遽出してくれて、それはそれは凄まじく恐ろしいグラスボート体験をした話をし、次の曲は沖縄の海をイメージした「海へ…」。雨の話はしたけれど、この曲はカラリとしたポップナンバー。結構人気のある曲だ。

次からは切ない歌特集。おなじみ「Blue Touch」、今回は初めてCDのアレンジで披露。ジャズテイストが強くなって、なかなかカッコいいアレンジだ。ステージ上を舞台にした、切ない片思いの歌。ライヴでは欠かさない歌だが、何度歌ってもAメロが難しい。続く「みつめて」は、自分で作った歌の中でもかなり気に入っている歌。ライヴではたまにしか歌わないが、この季節にピッタリで、歌っていても聴いていても、本当に切なくなる歌だ。サビの部分“何もかも疲れたでしょう 心はもう秋の色”や、2番の“夕暮れの歩道橋ぽつりとつぶやいた いつだって いつの日も みつめて” “優しくもない心に 何を求めてたの” のあたりが、歌っていてどうしようもなく切なくて、泣きたくなってくる!シンプルな曲だが、シンプルゆえにどっぷり切ない。

後半2曲は、CD収録曲の中から、対照的な歌を。絶望的に悲しい「氷の海」は、ピアノ1本で歌う、“愛を手放す”歌。会場が海の底に沈んだかのような気持ちになってくる。そしてラストは、幸せ度100%の「幸せの陽射し」。僕の歌のほとんどは悲しい歌だが、こういうハッピーな歌も結構人気がある。これまでは、ピアノ1本で歌ってきていたが、今回初めてバンドで歌った。後半の盛り上がり部分が、何とも心地よくて、バンドでのアレンジもかなり好きだ。


次回はいよいよワンマンライヴ!今年の集大成ということで、思いっきり頑張ります!!今年応援しに来てくれた方々、来ることが出来なかった方々、どうぞご期待下さい!